中国とラトビアの首相（写真：ロイター）

7日、ブルガリアの首都ソフィアで、中国と東欧・中欧諸国16カ国との首脳会議が開催されました。「16プラス1サミット」と呼ばれるこの会議は今回で7回目です。会議は、バルト海沿岸の国やバルカン諸国の首脳らが李首相と会い、中国によるこの欧州16カ国への投資を促す狙いです。

会議で発言にたった中国の李克強首相は、協力強化を目指すと改めて主張しEUの規定に基づいて取引を行うとし、「16プラス1は欧州統合を促す対策の一環だ。われわれは団結・繁栄している欧州を望む」と述べました。

会議で、18件の合意書が締結されたほか、商取引の協力促進に関する共同声明が発表されました。